AJECが選ばれる理由

味の素グループの一員として高品質な工場建設をサポートできるから
食品工場を構成する重要な4つの要素


この4つの要素を巧みに組み合わせることにより、「高品質」で「コストパフォーマンスの高い」製品が生み出されます。
食品工場を知り尽くしているAJECは、これまでに手がけてきた数多くの事例と、食品メーカー系ならではの知見の組み合わせにより、最高のパフォーマンスが期待できる工場建設の実現をサポートします。
そして操業に際しても、最高基準に則った工場運営の実現に向けて、研修や各種アドバイスを通じてトータルにお客様をサポートします。
実績のご紹介とお客様の声
ホスピタリティ研修
食品、ライフサイエンス分野の製造関連企業に対して、最高のコンシェルジュとしてハイレベルなエンジニアリングサービスを提供するため、お客様の満足度を高めるホスピタリティ研修を実施しています。お客様に寄り添う提案を実現できるよう、一般社員はもちろん、役員から契約社員まで全社員が必須で参加する研修です。
フードセーフティから“フードディフェンス”へ
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日本では毒物混入事件など、従来の性善説に基づく“食品安全システム”では、悪意ある意図的な攻撃に対して防御できない状況となっています。最も重要なのは会社風土の醸成と考えており、それらにハード・ソフトからご協力致します。
AJECはこれに対応すべく、フードディフェンス技術と生産管理支援システムを組み合わせ、ご予算に合わせた形での提案が可能です。1984年 毒入り菓子事件 2000年6月 食品偽装 2008年1月 冷凍餃子事件 2013年12月 冷凍食品農薬混入事件 2014年7月 賞味期限切れ肉混入事件
一般衛生管理に準拠した設計
HACCPシステム(CCP管理)を効果的に運用、かつ集中できる環境を生み出すためには、その土台である一般衛生管理が重要であることは言うまでもありません。しかしながら、日ごろの管理・運営に追われ、それが希薄となっている食品工場が幾つか見受けられるのも事実です。私どもAJECは、これまでの経験と知識を活かし、こうしたお悩みを解決していきます。
AJECの考える「フードディフェンス」にまで踏み込んだ一般衛生管理 (例)
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- 洗浄方法と洗浄水温、室内温度等、精査した上で床・壁材の仕様を確定していきます。
- 湿潤排気を伴う加熱機器には局所排気設備を設置し、天井結露の無い環境を提供します。
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- 製造空間と食堂・休憩エリアとを明確に区別し、衛生教育をハード面から支援します。
- 工場診断を行い、品質(衛生)・環境及びコンプライアンス面の改善に役立てます。
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- 生産設備の配置を決定する際は、使い勝手だけでなく保全スペースも考慮します。
- 当社が培ってきた設備マネジメント手法は、必ずや貴社安定生産に寄与します。
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- 高度な衛生エリアでは陽圧管理を基本とし、専用の換気ダクトや排水配管を設備提案します。
- 入出荷口の防虫対策(パレットチェンジャー、二重ドア、ドックシェルター等)を行います。
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- 受水槽に防犯ライトや監視カメラの設置など、フードディフェンスを考慮した設計を行います。
- 使用水への毒物混入防止策として、鍵付きの衛生薬剤庫やCIP薬液タンク室を提供します。
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- 工場排水原水質や放流基準値、周囲環境に適した排水処理設備の設計・施工を行います。
- 製造室、倉庫の配置検討を行う際は、場内容器や廃棄物の動線とその物量も考慮に入れます。
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- フードディフェンスを意識したITVシステムや入場者管理ゲートのご提案が可能です。
- 作業者のモチベーションを維持、向上するため、食堂休憩室の環境を整えます。
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- 動線計画においては、原材料はもちろんのこと包材・廃棄物に至るまで検討の範囲に入ります。
- 次工程待ちの中間品や冷却中の製品の置き場等も、異物混入のリスク対策を徹底的に行います。
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- CCP監視システムを導入し、万が一の際の回収製品特定と回収量の抑制に寄与します。
- 生産管理システムの導入により、中間製品滞留による異物混入リスクを低減します。
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- お客様の基準に沿った異物検査機器導入の検討支援が可能です。
- 包装・検査工程の自動化、省人化により、異物混入リスクを低減します。
AJECの実施する
「工場診断シート (チェックシート)」より抜粋
- 原材料の受け入れ基準は文書化されていますか
- 【衛101】
- CCP基準を逸脱した場合の処置方法は文書化されていますか
- 【衛103】
- 更衣室のロッカーは私物と作業着類との区分けが可能ですか
- 【衛135】
- 製造室内の配管、配線類は埃溜まりに対する配慮がなされていますか
- 【建204】
- 食品が暴露状態にあるところで、天井や壁面等に結露が発生していませんか
- 【建213】
- 外周開口扉は室内側から施錠が可能で、かつ使用時以外施錠していますか
- 【建216】
- 製造室用の空調機は清掃、殺菌しやすい構造となっていますか
- 【設303】
- 壁、天井における配管、配線貫通部処置は適正にできていますか
- 【設305】
- ユーティリティ設備の周囲には、保全、洗浄スペースがとれていますか
- 【設315】
- 非清浄エリアから清浄エリアに、室内空気が逆流していませんか
- 【設326】
- 分電盤の仕様は、配置する部屋または通路環境に適していますか
- 【電404】
- 照度は部屋の用途に合っていますか
- 【電407】
- 照明器具が破損した場合、飛散し異物混入につながるリスクはありませんか
- 【電408】
- ネットフェンスなど敷地内への不審者侵入防止策はありますか
- 【環502】
- 屋外設置機器は、騒音、振動、臭気等、周辺環境への配慮はなされていますか
- 【環507】
- 包丁やまな板などの器具類の置き場所は明確に指定されていますか
- 【整606】
- 製造エリアへ入場する際、個人の特定は可能ですか
- 【テ701】
- 衛生薬品庫など、危険薬物を保管する部屋は施錠管理されていますか
- 【テ702】
- 製造機器の洗浄、殺菌及び保守に関するルールが規定化されていますか
- 【機801】
- 作業台やシンクの下棚に中間製品を仮置きしていませんか
- 【機811】
- 製造室系の給排気ダクトやグリスフィルターは、定期清掃されていますか
- 【清904】
- 機器配置図や機器リストの最新版管理はできていますか
- 【他1001】
- 来場者に対し、相手の目を見てはっきりした声で挨拶は行われていますか
- 【他1002】

幅広い分野の食品工場を知り尽くしたエキスパート集団だから
AJECで食品工場設計・施工管理に携わるエンジニアは、全員が製造工程と生産機器を知り、「建築」「電気設備」「計装」「保全」などそれぞれの分野に強いエキスパート集団です。
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建築分野
- 一級建築士 15名
- 一級土木施工管理技士 13名
- 一級建築施工管理技士 31名
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機械・電気設備分野
- 第一種電気工事士 15名
- 設備設計一級建築士 3名
- 一級電気工事施工管理技士 38名
- 電気主任技術者 13名
- エネルギー管理士 3名
- 一級管工事施工管理技士 65名
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計装分野
- 計装士 (1級) 16名
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保全分野
- 機械保全技能士 (1級) 17名
- 計画保全士 1名
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その他分野
- 消防設備士(甲1~5) 74名
- 一級ボイラー技士 4名
- 危険物取扱者(甲) 16名
- 惣菜管理士 10名
- 情報処理技術者(1種) 2名
(2021年10月現在)
400事業を超える食品産業における
AJECの幅広い実績と経験
お客様の生産品目を「起点」にして全てを設計
規模
プラントから惣菜工場まで
業態


調味料(粉体)、粉体スープ、香辛料、調味料(液体)、ブレンダー(粉体・液体)、エキス(畜肉、水産)、外食セントラルキッチン(ファミリーレストラン、ファーストフード、居酒屋)、惣菜工場(量販店、コンビニ、専業)、醸造(醤油、味噌、焼酎、酢)、油脂(単体油、加工)、冷凍食品(ギョーザ他、米飯など)、冷凍パン、チルド品(ギョーザなど)、乳飲料、ヨーグルト、コーヒー(粉末、レギュラー、液体)、水産練製品、水産加工、漬物、佃煮、たまご豆腐、納豆、その他(洗剤、電力会社など)


